被害に遭っても泣き寝入りしない！

出会い系サイトに限らず、最近ではSNSで友達や恋人を作ることが当たり前となり、そこから結婚にまで発展するカップルも沢山います。しかし、詐欺被害が相次いでいるのも事実です。そんな中でも出会い系サイトの詐欺はますます巧妙化しています。ですので、たとえ高学歴だったとしても、慎重な性格だったとしても、騙されてしまうことは多々あります。「自分だけは大丈夫」と言う過信はいけません。一度出会い系サイトの詐欺に遭ってしまった人でさえ、再び引っかかってしまうのが詐欺の恐ろしいところです。
また、出会い系サイトの詐欺は男性の被害者がほとんどでしたが、最近では女性も増えてきていると言われています。あらゆる手段が駆使され詐欺が横行しており、誰が騙されても不思議ではない時代となっているのです。

出会い系サイトを利用してみて、何か違和感があり「おかしいかも」と疑いが少しでもあるならば、利用を中止した方が良いです。すてきな人と出会えそうな予感がしても、悪徳出会い系サイトにはサクラが沢山いるので雰囲気に流されてはいけません。とは言え、異性との出会いとは元来の人間の欲望であり、理性では抑えることのできない感情も伴ってきます。気をつけていても、被害者になってしまうことはあります。

登録料や解約料、その他様々な利用料金において数万円から数十万円の請求が来たならば、法外な料金請求だといえるでしょう。立派な犯罪なのですから、それらに応じる必要はありません。催促メールや電話が凄かったり、おどしのような文句を言われたならば警察への通報をほのめかすと良いです。

出会い系サイトを利用して詐欺被害に遭ってしまっても、泣き寝入りする人はすごく多いです。異性との出会いを求める行為なので、その詐欺被害にあったなんて恥ずかしくて周りに相談できないパターンが多いのです。また既婚者で少し遊びたかっただけの場合でも、家族に打ち明けることなんてできませんよね。
しかし泣き寝入りしてしまっては、自分の問題だけではなく今後さらに詐欺行為が横行していくのを見逃しているのと同じことです。国民生活センターに話を聞いてもらったり、無料の弁護士相談に出かけてみてはどうでしょう。インターネット上では詐欺被害者が集まっているような掲示板もあり、そこに行けば情報交換ができるのはもちろん同じ仲間を持つことができて、勇気が出てきます。騙されてそのまま我慢するのではなく、立ち上がって一歩を踏み出す必要があるのです。それが自分のためであり、そして今後の出会い系利用者のためにもなるのです。